いきなりやってくる足の痛み。
足の指をつった時は、どうにもできないですよね。
寝ているときにも起こったり、頻度が多いと悩みの種に。
そんな足の指のつりは、運動不足なだけじゃなかった!?
つる原因と予防法、対策についてまとめてみました。
目次
突然の痛み!足の指がつる原因って何?
誰しも一度は経験があると思いますが、つった時って本当に痛いですよね。
筋肉があるところはどこでも起こる可能性があります。
つるというのは、筋肉がけいれんして、
筋肉が縮まって戻らなくなってしまう現象です。
つった時の事を思い出してみると確かに、ピーンとなって激痛が起きていますね。
では、どうしてつってしまうのでしょうか。
いくつかあるのでみていきましょう(`・ω・´)b
まず一つ目、運動不足。
やっぱりそうか、とお思いの方も多いのではないでしょうか。
車や電車、作業の機械化などで、
昔よりも体を動かす機会が減ってしまっている現代。
筋肉が衰えていると少しの運動で筋肉はびっくりして、
けいれんを起こし、つってしまうのですね。
また日頃、気を付けて運動をしていても、
あまり使わないところの筋肉を使った時には起こります。
長い間立ちっぱなしなどで気づかないうちに、
筋肉に疲れがたまっているときも要注意です。
次に栄養不足、脱水症状。
実は筋肉の伸び縮みを助けているのが、
カリウムやナトリウム、カルシウムなどのミネラルと水分なのです!
汗をたくさんかいたとき、体の中では水分とミネラルが足りなくなり、
うまく筋肉の伸び縮みができなくなります。
夜寝ているとき起こるのは、
寝ている間には思っているより汗をかくため、
体内の水分バランスが崩れてしまっているからなんですね。
そして血行不良。
体が冷えて血の巡りが悪いと体に栄養をうまく運べません。
そうすると疲れがたまりやすくもなり、
足の指がつる原因となってしまいます。
せっかくミネラルや水分をしっかりとっても、
体に栄養が行きわたらないと意味がないのですね。
また、特定の薬を服薬している方は、
その薬の影響でミネラルのバランスが崩れてしまうことも考えられます。
足の指がつる前に予防対策を!つってしまった時の治し方とは?
原因を踏まえたうえでとれる対策を考えていきましょう。
まず、しっかりと栄養をとること。
ミネラルは毎日の食事からとれるものばかりです。
特に乳製品や大豆、小魚などにはミネラルが多く含まれています。
また、カリウムが豊富なバナナなら、
朝時間のないときでも手軽に食べられますね。
汗をかいたときは、
ミネラルを含むスポーツドリンクなどがおすすめです。
そして、日々の疲れを溜めないために、
一日の終わりにマッサージをしてみましょう。
マッサージをすることで筋肉もほぐれ、血行もよくなります。
ヒールのある靴を履くことが多い女性も、
知らず知らずのうちに疲れがたまっていることもありますからね。
土踏まずを揉むようにマッサージしたり、
足首をぐるぐると回してみたり。
このとき足の指を広げるように手の指を絡めるとやりやすいですよ。
脚全体、ふくらはぎや膝までマッサージするとよいでしょう。
では、つってしまったときはどう対処していけばいいのか?
足の指をつってしまった時、とりあえず深呼吸をして、
どの指がどうなっているのか確認しましょう。
深呼吸をすることで緊張が和らぎます。
そしたら、つっている指をやさしくゆっくりもとの位置に戻します。
この時マッサージをするようにぐいぐい動かすのはいけません。
やさしくです^^
そうすると、だんだん普通の状態に戻って、
つったときの独特の痛みがひいていきます。
足の指がつる原因って何?予防や治し方で嫌な痛みとおさらばしよ! さいごに
足の指がつる原因には、
筋肉の疲れや運動不足、水分不足などが関係していました。
つってしまった時の対処法はその時だけなので、癖にならないように、
食事のバランスをしっかり考えたり、適度な運動をしたり、
マッサージしたりするなど、日頃から予防をしていくことが大切です。