キャンプに行こうと計画していたのに、天気予報では「雨」の予報。

 

雨だと地面がぬかるんだり、川のそばだと増水したり、

風が強いとテントの設置の際に危険だったりします。

 

そのため、雨の予報が出た場合は予約したキャンプ場のHPを確認したり、

気象庁から注意報や警報が出ていたりしないか

事前に確認をする必要があります。

 

でも、すぐに「雨天中止」を決めてしてしまうのは、ちょっと待って!!

 

予約したキャンプ場の設備の状況や、雨足や風の状況にもよりますが、

雨の日でも雨の日なりの醍醐味があり、

普段とはまた違った自然の姿を楽しめるチャンスでもありますので、

しっかり雨対策をして楽しみましょう!

>>雨の日キャンプはやめた方がいい?キャンセルする基準とは?

 

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目次

雨の日のキャンプ、過ごし方や楽しみ方は?

雨の日のキャンプだと、

いつもより「身の安全に気を付ける」必要はありますが、

ちょっと霧雨や弱い雨が降っているだけの場合には、

雨の日でもキャンプを楽しみたいもの“(. .*)

 

そこでここからは

「晴れの日のキャンプでは味わえない、雨の日のキャンプならではの過ごし方や楽しみ方」

をいくつか紹介していきま♪

 

雨の匂いを楽しむ

雨に匂いがある」のはご存じですか?

しかも、その匂いは「降り始め」と「雨上がり」とそれぞれ少し違う匂いがします。

 

ペトリコール

「降り始め」の匂いのことで、ギリシャ語で「石のエッセンス」に由来します。

石や土などに付着していた草木の香り成分が、

雨に打たれて辺りに拡散して香ってきます。

草木の香りなので、少し青臭さの混じる匂いですが、

ウッディ系の香りが好きな方は気に入りやすい匂いがします。

 

ゲオスミン

「雨上がり」の匂いのことで、ギリシャ語で「大地の匂い」に由来します。

こちらは土の中のバクテリアなどの微生物由来の香りで、

雨に打たれて辺りに拡散して香ってきます。

そのためペトリコールに比べると土臭さと湿っぽいクセのある匂いですが、

スパイシー系やハーバル系などクセのある匂いが好きな人は気に入りやすい匂いがします。

 

普段、雨の日に匂いまで気にすることは稀だと思いますが、

せっかくの自然の中。

天然のアロマをたのしみましょう^^

 

雨の音を楽しむ

雨足がさほど強くない場合、

「雨の音を楽しむ」のも雨の日キャンプならではの醍醐味です。

雨の音は広い音幅と多様な高さを併せ持っている

ホワイトノイズ」として知られています。

 

また、雨の日のキャンプ場は、晴れの日に比べてすいていたり、

テントや車内に籠って過ごす人が増えたりすることもあり、

ソロキャンプやカップルで来た場合は、雨音を聞きながら読書をしたり、

目の前の景色をスケッチしたりするのもお勧めです!

 

おしゃべりやカードゲームを楽しむ

『源氏物語』で「雨夜の品定め」の話が出てくるように、

「雨」と「おしゃべり」は切っても切れない関係です。

 

気の置けない友達とキャンプに来た場合は、

いつもと違ったお籠り感を楽しみつつ、

旅の思い出に色々なおしゃべりをするのもおすすめです!

 

また、長くおしゃべりをして疲れてきてしまった場合には、

荷物にカードゲームを一つ忍ばせておくと盛り上がります。

 

最近はトランプやUNOだけでなく、

「プロポーズの言葉をつくる」なんてカードゲームもあり、

 

複数人でワイワイ楽しめるものも多いですので、

ネタに走ったカードゲームを調達しておき、

テントの中で遊ぶのもいいかもしれません♪

 

温かい飲み物や料理を作って味わう

寒い季節のキャンプにも通じるものがありますが、

雨の日は夏場でも肌寒く感じることも多いので、

温かい飲み物や料理を作って味わうのもおすすめです。

 

手軽な物だとインスタントコーヒーなどのドリンク類。

少し手の込んだものだとスープ類がおすすめです^^

 

見られたらラッキー! 雨上がりの絶景

うまく気象条件が重なれば、雨上がりには、

雨の日だけの特別な景色」が見られるチャンスがあります。

 

例えば、「虹」や「天使のはしご(薄明光線)」

 

もちろん都市部でも「虹」や「天使のはしご」は見られる場合がありますが、

キャンプ場で見られたら、美しい自然の景色と相まって感慨もひとしおです!

 

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雨の日のキャンプの必需品は何を持っていく?

実際に雨が降るかどうかに限らず、

キャンプには雨具の準備が欠かせません。

雨の日のキャンプの必需品や荷物に忍ばせておくと便利なグッズも

要チェックですね(`・ω・´)b

 

雨の日のキャンプに欠かせない必需品

大型テントかタープ

雨の日関係なくテントは必要ですが、

広いリビングスペースの確保のために、

少し大きめのテントやタープは必要ですね。

 

レインウェア

濡れない、かつ、両手が使える状態にするために、

レインコートなどのレインウェアは必要です。

傘では不便ですからね!

 

100円均一の雨合羽でも雨自体は防げますが、

快適に過ごすなら通気性がいいもの、

いざと言うときにも動きやすい形のレインウェアを用意するのがおすすめです。

 

具体的には、ゴルフなどのスポーツ用のレインウェアだったり、

ワークマンなどでアウトドア向けに売られているものを買っておくと安心♪

 

長靴・サンダル

足自体の保護や、安全面を考えると、

ぬかるみがちなキャンプ場では「長靴」がおすすめです。

 

しかし、「予報は晴れだけど、念のため用意しておく」と言うときは、

サンダルを一足、荷物に忍ばせておくと便利です。

 

靴が濡れてしまった際に、

  • サンダルに履き替えておける点
  • 足が濡れても乾かしやすい点
  • 軽量で場所も取りにくい

など荷物になりにくい点が挙げられます。

 

ドライバック・ゴミ袋・大型ビニール袋

びしょ濡れのタープやテントを持ち帰らないといけないため、

濡れたものを入れられる大きめの袋は必須で用意が必要です。

 

ドライバックをわざわざ用意するのはコストがかかるので悩んでいる場合や、

突発の雨でゴミ袋で代用する場合には、

濡れたタープやテントはとても重いので二重にして使うなど、

底が抜けないように気を付けて入れて運ぶ必要があります。

 

バーナー・ガスコンロ

温かい飲み物・温かい食べ物を用意するのに、

雨が降ってしまうと焚火ができないことが多いため、

バーナーとガスコンロを用意しておきましょう。

 

最近は横風を受けても火が消えにくい、

アウトドア向けのガスコンロも出ているので便利!

ガスボンベもわすれずに!

 

ブルーシート系

テントの底が水濡れしないように、

グランドシートとして先に敷いておいて使ったり、

雨漏りをしてきてしまった時に応急処置につかったり、

荷物置場に使ったり、車のトランク部分に敷いて汚れ防止に使ったりなど、

ブルーシートは様々な用途で使います。

 

ダイソーなど100円均一で売られていることが多いので、

多めに買っていくと安心ですね^^

 

古タオルや雑巾

濡れた足を拭いたり、

雨で汚れたテントやタープを拭ってしまうときにも使います。

こちらも多めにあると安心ですよ!

 

雨の日のキャンプにあると便利なグッズ

レインウェアだと顔周りの雨はよけきれないことが多いので、

顔周りの雨をよけるのにあると便利です。

 

予備の着替え・タオル

急に雨が降ってしまって濡れてしまったままにすると、

気温も急に下がってくることが多いので、

予備の着替えを用意しておくといいですよ。

 

一式持っていくと荷物になるから減らしたい場合は、

「首」や「手足」から体温が下がってしまうことが多い点、

最悪、雨合羽を上着替わりに着れるので、

首回りに巻ける長めのタオルと裾が濡れてしまったときに着替えられる

ズボンや靴下を持っていきましょう。

 

防水性の高いマット

グランドシートにブルーシートを使っていれば、

あまり沁み込みにくいですが、

万が一テントの底面が濡れてきてしまっても、

PVC加工やウォータープルーフコーティングのマットを、

テントマットやインナーマットとして敷いておくと、

寝袋まで被害が出ないのでおすすめです^^

 

カードゲームや文庫本・スケッチブックなど

スマホゲームのように電源がなくても遊べる娯楽として、

カードゲームや文庫本、スケッチブックを忍ばせておくと、

急な雨で暇を持て余すことがないのでお勧めです。

 

耳栓

雨音は癒し効果にもなりますが、

「パタパタ」とテントやタープを叩く音が、

寝るときにはうるさく感じる場合も。

持ち運びが簡単なので、鞄に入れておくといいでしょう。

 

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雨の日のキャンプの過ごし方や楽しみ方とは?必需品って何がある? さいごに

さて、雨の日のキャンプならではの楽しみ方・過ごし方で

気に入ったものはございましたか?

 

今回は「雨の日のキャンプ」について安心して楽しめるように、

「雨の日ならではの楽しみ方や過ごし方」、

「雨の日に備えて用意しておきたい必需品とあると便利なグッズ」

をご紹介しました。

 

広い高原のキャンプ場で雨音をBGMに読書を楽しみ、

雨上がりに外に出てみたら、雲間から太陽の光が差し込み、虹がかかる。

 

そんな景色を見られたら

「ああ、雨の日のキャンプも悪いものじゃなかった!」

と思うことでしょう。

 

そんなわけで、雨の日でも雨の日ならではキャンプを

ぜひ楽しんでくださいね^^

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