やることが多くて、引越しの掃除が間に合わないとき、
あなたならどうしますか?
掃除しないで出るのはいけないことなのか?
賃貸契約の際によく言われる原状回復とはどの程度のもので、
引越しをするとき、掃除は最低限どこまですればいいのか、
新しい生活を送るためにすっきりしたいことをまとめています。
目次
引越しで掃除をしないのはよくない?
住所変更や水道、電気、ガスなどのライフラインへの連絡。
引越し業者を頼んだり荷物をまとめたり。
意外とやることの多い引越し。
荷造りのあと残るのが掃除ですね(´-□-)=3
間に合わない場合、掃除をしないで明け渡しても大丈夫なのでしょうか。
アパートを契約する時、いろんなことの説明を受けますよね。
その時退去する際の説明もされます。
「原状回復」という言葉を聞いたことはありますか?
借主は退去する時原状回復をする旨を説明されると思います。
要するに、借りたときと同じような状態で返してくださいね!
ということです。
契約のときに事前に敷金を払っている場合、
それが部屋のクリーニング代に充てられることがほとんどです。
残りは戻ってくるので、
日頃からできるだけきれいにしておくことが望ましいですね。
しかし、やっぱり長く住んでいると、
気をつけていてもどうしてもできてしまう汚れはあります。
壁紙やカーペットの日光による色あせや年数経過のための傷み、
家具の配置による自然にできた汚れなどは、
借主の負担になることはありません。
これらは経年劣化によるものなので、
次の入居者を迎えるための大家さん負担になります。
逆に借主の責任になるのが、キッチンや浴室、トイレの水垢やカビ、
フローリングについた汚れや傷などです。
生活をしていてついたこれらの汚れは、
掃除をしていれば取れるものが多いからです。
また、ペット不可の物件でペットを飼ってついた傷や汚れ、
禁煙物件で喫煙していたなど、
契約と違うことがあれば当然その分請求されることになります。
借主と貸主、それぞれの負担があるので、
それをきちんと把握しておきましょう。
また、掃除をしないで受け渡すこともできます。
しかし、常識的には今まで貸していただいた感謝をこめて、
掃除しておくのがいいといえるでしょう。
引越しの掃除は最低限どこまでやっておくのが常識?
では実際、引っ越しするときに、
掃除はどこまでやっておいたほうがいいか気になりますよね。
部屋を受け渡すと大家さんはハウスクリーニングをします。
なので借主の私たちは、
業者に頼んでクリーニングをするまではする必要はないのでご安心を^^
最低限しておきたいことは、ほこりなどのごみを掃いておく、
キッチン、浴室、トイレの掃除などごく一般的な掃除です。
細かくみていくと、キッチンでは油汚れや水垢など。
浴室も水垢やカビ、また排水溝の汚れ。
油汚れは油汚れ用の洗剤で落とすことができます。
また水垢にはクエン酸が効きます。
クエン酸配合のスプレーなどを拭きかけてスポンジで掃除しましょう。
トイレも普通に掃除していればOKです(`・ω・´)b
照明の上にたまったほこりは見落としがちなので、
はたいておくといいですね。
日頃から掃除しておくとそれほど汚れていなくて簡単ではありますが、
最低限ごみを掃きだすことだけはしておきましょう。
フローリングは雑巾などで水拭きをしたり、
または、クイックルワイパーなどのウェットシートで掃除します。
目立つ汚れには中性洗剤を薄めたもので対処するといいですよ。
ぱっと見た感じできれいに見えるようであれば大丈夫です^^
最低限の掃除はしておくと大家さんへの印象もいいです。
引越しの準備は計画的に進めたいところですが、
どうしても時間が取れない時は、
自分が大家さんだったらどう捉えるか、
を考えてみて必要最小限の掃除をしてみてはいかがでしょうか?
引越しの掃除が間に合わない!掃除をしないのはあり?どこまですればOK? さいごに
アパートを退去する時、どんなに忙しくて時間がなくても、
掃除は最低限しておくことが望ましいです。
借主の義務である原状回復は、不注意による傷や汚れを除くと、
日頃掃除していれば特に問題ないものです。
大がかりな掃除はしなくても、
目立つ汚れだけは掃除しておくといいですね。
貸してもらった感謝の気持ちをこめて、
必要最低限のところだけでも掃除はしておきましょう。