お風呂場でよく見かけるピンク汚れ。
ぬめりもあって、何とも言えない気持ちになりますよね。
毎日使うお風呂場だからきれいにしておきたい。
ピンク汚れの正体はいったい何なのか、
そのままにしておくと面倒になるので早めに対処し、
予防できる方法をまとめていきます。
そもそもお風呂掃除の頻度が気になる方はこちらも^^
なかなかピンク汚れが落ちない方はこちら!
目次
お風呂のピンク汚れはカビなの何なの?
タイルの溝や排水溝やシャンプーボトルの底など、
気づいたらできているお風呂のピンク汚れ。
見えているところは早めに掃除できますが、
ボトルの底など持ち上げないと見えないところは、
発見したとき嫌な気持ちになりますよね(つд`;)=зハァ…
ぬめりもあるしカビなら黒い気もするし、
あれっていったい何なのでしょうか。
あのピンク汚れは実はカビではなくて、
「ルドトルラ」と呼ばれる酵母菌なんです。
何か呪文みたいな名前ですよねw
それで、このルドトルラ、空気中にも存在する菌で、
どこにでもいるものなのです。
ピンクに見えるのは、この菌自体がピンク色をしているからで、
増えて一定数以上になるとわたしたちにもピンク色として見えてくるのです。
水のある所が大好きで、
お風呂の残り湯、石鹸カス、皮脂などを栄養として繁殖します。
カビと違って、奥まで根を張らないので、
掃除をすれば見た目には簡単に落とすことができます。
ただ、繁殖力がとても強く、それはカビの10倍以上!
3~4日ほどで目に見えるほどピンク色になってしまいます。
掃除してきれいにしてもすぐピンク汚れができてしまうのは、
どこにでもいる菌ということとこの繁殖力のせいなんですね。
カビではないと聞くとなんだかちょっと安心しちゃいますね。
しかしこのピンク汚れを甘く見て、
そのまま放置しておくとカビができてしまうので、
やっぱり早めに掃除しておくことが大切になります。
お風呂のピンク汚れの落とし方と予防法を伝授!
繁殖力がとても強いこのピンク汚れ、
できてしまってもスポンジなどでこすれば簡単に落とすことができます。
しかし、見た目には取れているんですが、またすぐできてしまうのは、
そこに菌が残っているからなのです。
そうすると、水気をエサにまた繁殖してピンク色になってしまうのです。
この菌を死滅させるのには、消毒用のエタノールが有効です。
エタノールはドラッグストアでも売られているので簡単に手に入ります。
使い方は、
エタノールをピンク汚れに吹きかけて5分ほど放置します。
そのあと洗い流すだけでOKです^^
その時冷水のほうが、湿気を押さえられるのでより効果的ですよ。
落ちにくいときはスポンジなどでこすってみましょう。
簡単ですね♪
この消毒用エタノール、
手の消毒で使ったことのある人も多いかと思いますが、
見た目は水のようにさらさらです。
なので、床などはいいのですが、壁などでは吹きかけても、
下に流れていってしまうことがあります。
これを解消するのに一工夫(`・ω・´)b
汚れを落としたいところにキッチンペーパーをあて、
その上からエタノールを吹きかけます。
そうするとエタノールが流れていってしまうのを抑えられるのでおすすめです。
きれいに汚れを落とせたら、次は予防法です!
ピンク汚れの好物は水気と石鹸カスや皮脂です。
これを残さないことが予防には大切です。
お風呂から上がるときは、
壁や床に飛び散った石鹸をしっかり洗い流しましょう。
また水分をしっかりとっておくこと。
できたら、タオルなどで水気をふき取っておくのがいいですが、
毎度やるのは少し面倒ですよね。
なので、換気扇を回して湿気が溜まらないように気を付けましょう。
私も実際に、お風呂上りに換気扇を回すようにしていたら、
今まで現れていたピンク汚れができにくくなりましたよ(*・∇・ノノ゙☆パチパチ
風呂場を乾燥させた状態にするのは結構な予防対策になります!
ぜひお試しあれ^^
少し気を付ければできにくくなるピンク汚れ、
落としにくいカビになる前に対策をしておきたいですね。
お風呂のピンクの正体はカビ?ピンク汚れの落とし方や予防はどうする? さいごに
お風呂のピンク汚れはカビではなく、
「ルドトルラ」というどこにでもいる菌のせいでした。
繁殖力が強く、掃除しないで放置しておくと、
カビの発生につながってしまいます。
手に入りやすいエタノールで菌を死滅させること、
繁殖しにくい環境を作ることが大事です。
きれいなお風呂で毎日快適に過ごしましょうね(*´˘`*)/