年賀状の準備を始めようと思った矢先、
先方から喪中はがきが届くことってありますよね。
しかも、その喪中はがきで訃報を知ったって方も少なくないんじゃないでしょうか?
そこで、訃報を喪中はがきで知った場合、どう対処すればいいのか?
また、喪中はがきへの返信で手紙は必要なのか、香典は送ってもいいものなのか、
その疑問、一緒に解決していきましょうヾ(´▽`*)ゝ
目次
訃報を喪中はがきで知った場合どうすればいい?
最近は、家族葬を行うなど、身近な人たちだけで小さく行うタイプのお葬式が増えています。
そのため、喪中はがきがきて初めて不幸があったことを知るという方、
結構多くなっているんですよね。
そんなわけで、喪中はがきを受け取った場合の対応としてどうすればいいのか。
それは、故人との繋がりや関係の程度によって変わってきます。
故人との繋がりがある程度ある方なら、
喪中はがきが届いたら電話や手紙などで連絡をしてあげるのが一般的なマナーですね。
また、繋がりが強いほどお線香をあげに行きたいと考えたりするはずなので、
電話や手紙を送る際に弔問などについて伺っても大丈夫か聞いてみるのがいいです。
突然押し掛けてしまっては相手にも都合がありますし、
まだ亡くなってしまったことの整理もできていなかったりして、
人と会うのを避けたいと考えている方もいらっしゃいますからね!
では、お亡くなりになられた方をよく知らないような間柄だったり、
あまりお付き合いの程度が低いような方に関しては、
特に何もしなくても大丈夫だったりします。
が、せっかく知らせてくれたのにそれじゃあ少しさみしいですよね。
なので、手紙くらいなら返してあげるのがおすすめです。
その手紙によって遺族の方も少しは気持ちを和らげることができたりしますからね。
喪中はがきへの返信で手紙を送るなら?
喪中はがきが届いたら、一般的には手紙などを返信してあげるのが常識ということでしたね。
それで、その返信のタイミングはいつなのかというと、
マナーとしては寒中見舞いとしてお悔やみの返事をすることになっています。
寒中見舞いを送る時期というのは、正月の松の内を過ぎてからと言われているので、
関東方面なら1月7日以降、関西方面なら1月15日以降ということです(`・ω・´)b
しかし、喪中はがきが届くのは通常11月から12月中旬頃が多いです。
喪中はがきが届いてから寒中見舞いを出すまでに少し間が空いてしまうので、
1日でも早くお悔やみをお伝えしたいという気持ちが強い方は、
寒中見舞いではなく喪中見舞いとして手紙を送るのもありです。
むしろ、最近では喪中見舞いを出すという方が増えているんですよね。
喪中見舞いには送る時期がいつまでとかいう決まりは特にないですが、
喪中はがきを受け取ってからなるべく早めに、
年内には届くように送るようにするのがベストです。
喪中見舞い、寒中見舞いどちらを送るにしても、返事の手紙の内容としては、
・喪中はがきをいただいたお礼
・ご不幸を知らずにいたことへのお詫び
・お悔やみの言葉
・遺族への慰めと励ましの言葉
などを入れてあげるようにしましょう。
また、喪中見舞いの場合だと年賀状の送付を控える旨も記載しておくといいですね。
例文
このたびはご丁寧なご挨拶状をいただきありがとうございました
お手紙を拝見して初めてお父上様のご逝去を知りました
存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください
お悔やみ申し上げますとともにお父上様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
喪中でいらっしゃいますので新年の挨拶は控えさせていただきます
お気を落とされていることかと存じますが
どうぞお体を大切に新しい年をお迎えになられますよう心よりお祈り申し上げます小さなお葬式より引用
こんな感じの内容を普通の官製ハガキに、
故人との思い出なども書いておきたいのであれば手紙などに、
記して送付すれば大丈夫です^^
喪中はがきの返信で香典は送ってもいいの?
生前は故人にとてもお世話になっていたので、
香典も贈りたいと考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、喪中はがきが届いたということは、葬儀はすでに済ませているので、
香典を包むことはあまりおすすめではありません。
香典を送ってしまうと遺族は香典返しを用意しなければいけなくなったりして、
逆に気を遣わせてしまいますからね。
また、香典返しは一般的に、「忌が明ける」頃の四十九日のが過ぎてから贈るのですが、
喪中見舞いや寒中見舞いを送る頃には、準備していた香典返しはほとんどなく、
自分のためだけにお返しを準備させてしまうのはなんともしのびないです。
もちろん、どうしても香典を送りたいのであれば送ってしまっても問題ないですが、
香典ではなく何か品物を送ってあげるのはいかがでしょうか?
香典として現金を送付するよりも仏壇にお供えしてもらえるモノのほうが、
遺族に対しても少しは楽に受け取ってもらえるはずだし、
故人にもお供えとして届けることができるのでいいですよね(-ω-*)ウンウン
香典の代わりに送付する供え物としておすすめはやっぱり、
線香やろうそくです。
どちらも今後使う機会もあることなので、無駄になる心配がなくていいですね。
しかも、そもそもお香典を贈る意味は、
「これでお香をお供えしてください」という気持ちを表しているものなので、
線香を送ってあげることは理にかなっていることになるんですよね(´ー+`)b
訃報を喪中はがきで知った!返信で手紙や香典は送るもの?
喪中はがきが届いたことによって訃報を知った場合、
手紙や電話などでお悔やみの一報を入れていくのがいいということでしたね。
香典に関しては、ご遺族に対して少し気を遣わせてしまうこともあるので、
代わりにお供え用としてお線香などを送付してあげるのがおすすめです。
ご遺族にとってはもちろんですが、
喪中はがきをいただいた方も結構辛い気持ちになってしまうと思いますが、
喪中見舞いや寒中見舞いなどで慰めや励ましのお言葉をかけてあげ、
残された遺族が少しでも早く立ち直ってもらえるように気遣ってあげるのが大切ですね。