お盆になると、きゅうりやなすに割りばし刺して~、
っていうのをイメージする方が多いかと思いますが、
そもそもなぜ、きゅうりとなすなのか知ってますか?
他にも野菜ならいろいろあるのに。。。
ということで、お盆できゅうりとなすを飾るのはなぜなのか、そして、
名前はなんていうのかについてまとめてみましたのでご参考になればです♪
ついでに、きゅうりとなすのお飾りの作り方もみてみましょう٩( ‘ω’ )و
目次
お盆に飾るのがきゅうりとなすなのはなぜ?
お盆になると、きゅうりやなすに割りばしを刺して飾っているのを
見かけたりすると思いますが、その意味知っていますか?
お盆では当たり前の光景で意外と知らない方も多いように思われます。
お盆の日には、あの世からご先祖様が帰ってくるとされていて、
その目印で迎え火を焚きますね。
それで、そのとき、少しでも早く迎えられるようにという願いを表現して、
きゅうりを馬に見立てて飾ります。
馬は、速く走ることができますからね(`・ω・´)b
そして、お盆を無事に終えられると、今度は、
ご先祖様はあの世へ帰らなくちゃなりませんよね。
その時、見送りで送り火を焚き、帰りはのんびり帰ってくださいとの気遣いから、
牛に見立てたなすを飾っています。
それで、牛というのは、霊獣とされていて、
歴代天皇の柩車を引く役目を担っていたこともあり、
お盆が終わった後の帰りの乗り物としては、牛なんです!
そんなかんじで、長くなりましたが、きゅうりとなすを飾る意味が分かったところで、
なぜ、他にもいろいろ種類のある野菜から、きゅうりとなすが選ばれたのかについて。
答えは簡単なんですが、お盆の時期にあたる夏場に摂れる夏野菜で、
豊富にあって、かつ、馬や牛に似た野菜というのが、
きゅうりとなすくらいしか当てはまらないから、とされているようです。
しかし、一般的には、きゅうりやなすを使うところが多いですが、
地域によっては、別の野菜を使ったり、細工したりするところもあります。
ちなみに、私の故郷の沖縄は、サトウキビを仏壇の両脇に飾り、
ご先祖様があの世に帰るときに、これを使って、
あの世にご馳走やお供え物を持って帰ってもらうってことを、
むか~し、祖母から教わりました。
地域によっても、全然違ってきますね(。・ρ・。)ヘー
お盆のきゅうりとなすの飾りの名前は知ってる?
きゅうりとなすの飾り、ちゃんとしっかりした名前があるのはご存じですか?
お盆の時に、「きゅうりのあの飾り」とか「なすのあれ」とかって言えば、
きっと、伝わるとは思いますが。
折角なので、ここでそのきゅうりとなすの飾りの名前も押さえておきましょう!
ずばり、その名前は、精霊馬(しょうりょううま)と言います(-□д□-)✧
以上ですw
結構この名前を知らないって方も多いんですが、
ここでしっかり押さえて、お盆のときに、ドヤ顔で、「精霊馬」を口にすると、
その名前を知らなかった人から羨望の眼差しで見られるのは間違いないですね(爆)
お盆のきゅうりとなすの作り方!
きゅうりとなすの飾り物である、精霊馬ですが、
難しいことはないですが、作り方についてもご紹介しますね(*^-°)v
まずは、準備するものを。
- きゅうり 1本
- なす 1本
- 割りばし(or爪楊枝) 2膳(爪楊枝なら8本)
準備するものは、見た目でもわかるように、それほどないので楽チンですね♪
きゅうりやなすを選ぶ際は、新鮮なもので、少し反りあがってるものがベストです!
では、作り方についても((φ(-ω-)カキカキ
①割りばしをカット!
割りばしは、馬や牛の足の役目になるので、バランスを考えて長さを調整。
②割りばしをきゅうりとなすへ刺す!
この時、きゅうりとなすのヘタの部分を頭部に見立てるので、
それを意識して、①でカットした割りばしを足の位置へ刺す。
作り方も簡単ですね!
お盆期間中は、きゅうりとなすで作った精霊馬を飾り続けるため、
2~3日だとそこまで気にしなくても大丈夫な気はしますが、
暑い夏、ちょっと腐ってしまわないか不安。。。という方には、
ろうそくで出来た精霊馬がおすすめです(*゚ー゚)b
ろうそくなので、腐る心配もいらないし、虫なども寄ってこない、
また、お盆の最後の送り火としても使うことができますので♪
お盆にきゅうりとなすを飾るのはなぜ さいごに
意外と知らないという方も多い、お盆のきゅうりとなすを飾る理由。
ここで、しっかり読んでいただいたあなたはもう、
この飾りについては、ばっちりですね’`ィ(´∀`∩
精霊馬という名前も知ったし、作り方もマスターされたので、
これでお盆も大丈夫です!
。。。他にもお盆では準備することはもっとあるんですけどねw
きゅうりとなすの飾りについてわかったところで、
今度は、お盆の飾る時期や飾り方なんてのもみていきましょう!