夜しっかり睡眠をとっていても日中眠いと感じたことはありませんか?
ちゃんと寝ているはずなのにどうして(。ω゚)ン?
寝ても寝ても眠いのは何か病気のせいなのか、
寝すぎが体に与える影響について見ていきます。
目次
寝ても寝ても眠たいのは病気?寝すぎは体に良くないことなの?
大人の睡眠時間はだいたい7~8時間と言われています。
夜、この睡眠時間をちゃんと取っていても、
眠気を感じてしまうことはありますか?
「寝る子は育つ」と言いますが、
寝ても寝ても眠いと何か問題があるのではないかと考えてしまいますよね。
まず、寝ても寝ても眠い状態になる原因についてご紹介です。
寝ても寝ても眠い状態になる原因
1、寝不足
最初に考えられるのは、
しっかり睡眠をとれていないことです。
睡眠時間はきちんととれていても睡眠の質が悪いと疲れが取れず、
寝ても眠い、という状態が起きます。
2、ストレス
心配事、仕事ストレスなど現代人の悩みですよね。
溜まったストレスが一気に眠気となって長時間寝る、
ということに繋がることがあります。
3、過眠症
特に理由もないけれど、
毎日10時間以上眠ってしまうかたは、
過眠症を疑ってみてもいいかもしれません。
寝すぎが体に与える影響について
1、だるさや憂鬱な気分になる
寝すぎた後って頭がぼーっとしませんか?
頭がぼーっとすることで、やる気も出にくくなり、また横になる。
この繰り返しでなかなか起ききれないと、
体もだるくなってきます。
頭が働かないので、何もしたくない、
という憂鬱な気分にもなりやすくなります。
2、寿命が短くなる
アメリカの大学の研究で、一番長生きできる睡眠時間は7時間、
というデータがあります。
一日に8時間以上寝ている人は、もしかしたら寿命が短くなっているかも!?
また、寝すぎは、脳にも影響を与えます。
寝ているとき脳は、浅い眠りと深い眠りを交互にしています。
寝すぎると浅い眠りの時間が増え、寝ているけれども脳は起きている、
ということが起きます。
脳が疲れる原因となってしまうのです。
3、頭痛、腰痛の原因
寝ている間に、疲労回復のため血管は広がり、筋肉はゆるみます。
寝すぎで頭の血管が広がりすぎると頭痛の原因にも。
また、寝ている間は汗をかいても水分を補給できません。
寝すぎが原因で脱水症状になることもあります。
そして、横になっている時間が長いことで腰に負担がかかり、
起きたら腰が痛くなっていた、なんてことも。
これ、結構経験ある方多いんじゃないでしょうか?
寝すぎてしまわないための対策とは?
寝すぎてしまわないために日頃からできる対策をご紹介します。
毎日のリズムを作る
朝何時に起きて、夜は何時に寝る、
という毎日のリズムを決めてしまいましょう。
睡眠時間は6~7時間を確保して、一日の流れを作ります。
休日に、日ごろの分までと思って、
寝だめをしようと考えることはありませんか。
普段と違う過ごし方をすると逆に調子が狂うことも。
昼寝は適度にして、夜の睡眠の妨げにならないようにしましょう。
食生活の見直し
栄養のある食事を心がけましょう。
栄養不足では脳も体も疲労を回復させることができません。
また、夕食は眠る3時間前までには済ませます。
消化には時間がかかるので、眠る直前に食べてしまうと、
寝ている間も胃腸は働くので疲れが残ってしまいます。
コーヒーや紅茶などのカフェインは眠気を飛ばしてくれることで有名ですね。
利尿作用もあるので、寝る前の摂取、摂り過ぎには気を付けましょう。
寝る前にリラックスできる環境作り
夜寝る前には、スマートフォンやテレビ、パソコンなどの使用を控えます。
また、お風呂に浸かった後に軽めのストレッチなどをし、
体を温めたりほぐしておくのもおすすめです。
こうすることで、眠るころに体温が落ち始め、
すんなり眠ることができるでしょう。
寝ても寝ても眠たいのは病気のサイン?寝過ぎは体に良くないって本当? さいごに
寝ても寝ても眠い原因は、
規則正しい生活ができていないことが大きいと感じました。
過眠症が疑われる場合には病院へ受診することをおすすめします。
寝て疲れを取るつもりが、どんどん逆に作用してしまわないために、
一日のサイクルを見直してみるといいかもしれませんね。